▶企画目的
スイーツプロモーションという授業はスイーツを通じて「自由が丘」の街のブランディングに学生が中心となって取り組むプロジェクト授業です。その中で私たちは「夜カフェ」というイベントを企画し、夜でも女性が安心して足を運ぶ事が出来る街であると伝えたい、新しい自由が丘を発掘したい、作り上げたい、という目的で実施してきました。
▶企画概要
街の現状分析を行った結果、自由が丘は昔から最先端で新しいものを取り入れて発展してきたことが分かりました。
そこで自由が丘のスイーツの街という既存のフィールドを活用しつつ、新しい自由が丘の一面を学生で街の人や外部に伝えていきたいと思い、今までにない夜に行う新しいイベントを考え、企画してきました。
▶商品の内容
シークヮサージュース・カクテル、豆菓子、お酒を販売しました。
ターゲットが女性であることから、健康と美容に良いシークヮサーに注目しました。
夜カフェ内で販売するドリンクを検討している際に、企業の方とご縁があり、シークヮサージュース・カクテルの販売が決定しました。シークヮサーの味を邪魔しないように甘味料にこだわり、サトウキビシロップを使用しました。
豆菓子とお酒に関しては相性を考えました。豆菓子は、実際に食べたことがある人のおすすめを参考に、人気商品から3点選びました。お酒を選定する際は、酒屋さんの意見も参考にしながら、“誰でも飲みやすいこと”を軸に選定しました。バドワイザーは、飲みやすくて万人受けするという点、シードルは、ターゲットが女性であった為、ラベルがインスタ映えするという点から選びました。
▶ポスターについて
私達はプロモーションの手段として、インスタグラムのストーリーや当日配布用に下記のポスターを作成しました。
夜カフェイベントのため夜空をイメージした背景色に、月をイメージした黄色で店名を表記しました。
工夫した点は、視覚的に分かりやすくした点です。商品の写真や、地図を作成して添付、文字に使用する色を絞るなどを意識しました。
配布用の400枚は2日間で配りきり、集客にも貢献しました。
▶当日の様子【1日目】
天候が寒波に傾き、中々思うように販売することができませんでした。
当初予定していたメインイベント、夜カフェも雨天のため座席を使用することができなくなり実質中止になってしまいました。1日目は販売とはどういうことなのかをメンバーみんなで身をもって学び、看板や装飾をはじめ、呼び込みなどお客さまを呼び込む工夫を考えました。
▶当日の様子【2日目】
2日目の天候は朝から雨でした。
そのため、祭り全体としても客足は悪く飲食ブースから離れた立地の夜カフェでは、ほとんど女神祭り目的の来場者は居ませんでした。また、夜カフェのメインとも言える映画が見えるカフェブースは、土砂降りであったため1日目で使用できたものの2日目は座席やスクリーンを畳まざるを得ませんでした。
夜カフェの特徴を無くし、傍から見たらただの屋台としか見えない中でも、1日目の売上の半分は達成させることを目標に販売方法を工夫しました。1日目の販売ではドリンクは多く売れたのですが、スイーツ類は不調でした。2日目は雨に加え秋一番の寒さであったため冷たいドリンクよりもスイーツの販売に力を入れました。冷たいドリンクを押すのではなく、有名パティシエのスイーツにドリンクがおまけで付いていると言うように、籠にスイーツを入れ移動販売を行いました。天候の特徴や立地から1日目の反省を行い、2日目の販売方法を見直したことや、商店街の皆様のご協力の元、見事目標売上を達成することが出来ました。
▶成果・振り返り
良かったこと
・目標売上を損益分岐点の14万としていたため、少しでも利益を得ることができた。
・女神まつり全体的に活気が溢れており、夜カフェの静かな雰囲気を好むお客さんには需要が高かった。
反省点
・店の看板をおしゃれさに重視しすぎたため、何を販売しているのかわからないという致命点。
・お客さんが来なかった時にどうするか、雨天時の時どのような販売方法にするのかなどのリスクヘッジをしなかったこと。
最後まで読んでくださりありがとうございました!!
メンバーそれぞれが役割を果たしたことはもちろん、
関わった方々の温かい協力があったからこそ実現した企画だと思っています。
この経験から学んだことや培った力を今後に活かしていけるよう、精進します!