【連載】flower y's style こぼれ話とお花ののんびりコラム Vol.8(2023.11)自由が丘は変化し進化する街/切り花や鉢物を長く楽しむコツ
奥自由が丘の小さな花屋「flower y's style」がお届けするコラム。
〜 flower y's style こぼれ話とお花ののんびりコラム 〜
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10月号から新たに「お花屋さんが教えるお花のアレコレ」コーナーがスタートしました!
お花のことはお花屋さんに聞こう!ということで、ご自宅でできるお花のお手入れや、お花に関するワンポイントをお届けします。
自由が丘は変化し進化する街
みなさま、こんにちは。もうすっかり花市場ではクリスマスやお正月商品が並んでいます。花屋は年末年始の準備にソワソワ、バタバタ。「冬が来たな~」と実感する。
自由が丘も10月20日(金)にピーコック後がイオンモール「JIYUGAOKA de aone(自由が丘デュアオーネ)」としてオープンした。連日大賑わいで flower y’s style の店頭からも近いので嬉しい限りだ。
11月18日(土)、19日(日)にはたくさんの花屋や園芸関連のお店が集まり 「ボタニカルマルシェ」が開催される。もちろん当店もたくさんのお花を携えて出店する。11月から毎月(極寒月、猛暑月を各ひと月除いて)開催される。
当店ではマルシェ限定 「クリスマス・お正月お得な早期ご予約」も企画中なので、是非お夕食のお買い物がてらにお立ち寄りください。
駅前の開発もはじまり自由が丘の街並みはどんどん変化している。自由が丘はこれからも進化していくんだろう。
でも 「自由が丘の真の魅力は人にある」と感じる。
私の生まれた四国も優しい人が多いが、自由が丘は都会にありながらここの人たちは情に厚く世話好きで優しい。
古くからある物を大切にし、新しい者を毛嫌いせず受け入れ、自由が丘の変化を楽しんでいる…とても成熟している街だ。
こんな街で flower y’s style をオープンできてとても嬉しい。
左:実際にお届けした「かわいいブーケ月2回コース」
右:秋のアレンジメント
┃お花屋さんが教えるお花のアレコレ「切り花や鉢物を長く楽しむコツ」
切り花の水揚げ
そろそろ秋色紫陽花が出る時期。紫陽花は茎を斜めにカットした後、茎の中に綿があるのでそれを取り除いてから切り口にミョウバンをまぶして水に浸ける。それでも乾燥などから花が萎れてきた場合は、しばらく深い水に花ごとしっかり浸けておくと復活する。
秋は枝物が素敵。紅葉した枝や染めの枝も多くなります。枝物は繊維が多いので斜めにカットするよりも金づちなどで茎をたたき割り水に浸けると水上がりが良くなる。
ダリアは花が豪華で豪快に見えて意外と作りは繊細。乾燥に弱いので、花の後ろ(花弁が生えているところ)に霧吹きをし保水すると持ちが良くなる。
観葉植物のお世話
急に気温が下がり上着なしでは寒いと感じる時期、植物も寒く感じている。人が上着を着る頃=葉水は控える。水やりも間隔をあける。
例えば1週間に一度水をやっていたのを1週間に一度、月に1回というように寒くなるにつれ減らしていく。(※植物の種類にもよるので詳しくは購入された販売店に確認下さい。)暑い時期と寒い時期が全く同じ水加減では凍えてしまうので、植物ひとつひとつをよく観察し調子を掴んであげて下さい。
切り花も鉢物も観察と対話をしてたくさん愛でて長く楽しんであげて下さいね。
執筆者
flower y's style デザイナー 岡山佳子
東京都目黒区自由が丘2-18-13 cham chamビル1F
自由が丘駅 徒歩5分
OPEN:12:00 - 20:00
CLOSE:不定休
TEL:090-2707-4174
Mail:flowerysstyle@gmail.com
M A P