【連載 Vol.3】梅雨時期の縮毛矯正は逆効果⁉︎(髪の病院TOKYO)
連載一覧 >
2024.6 Vol.3 ────────────
髪の病院TOKYO「髪から健康に導くコラム」
限定クーポン情報掲載!
ご購読者は1日折込みの「ASAレター」をチェック!
当店の配達エリアはこちら
┃梅雨時期の縮毛矯正は逆効果⁉︎
皆さんこんにちは!
6月に入り、そろそろ梅雨の季節がやってきます。グラフでもあるように、湿度が上がり、不快指数も一気に上がってくる季節です。 そんな時に気になるのが髪の広がりやうねりです。
今回は梅雨時期の髪のケアについてのおはなしです。
髪表面は、「キューティクル」と呼ばれるうろこ状のタンパク質で覆われています。
この「キューティクル」は、乾いているときは閉じており髪内部の成分や水分を保つ役割を果たします。
また、空気中の水分を髪内部に入り込ませない役割も担っています。
キューティクルが健康な髪ならば、外部からの湿気や水分もしっかりブロックしてくれます。
でも、キューティクルの傷ついた髪やキューティクルの剥がれた髪などのいわゆる「ダメージの目立つ髪」だと、髪が乾いている状態でも皮膚に浮き出た汗や空気中の水分を取り込みやすい「湿気に弱い髪」になってしまうんです。
つまり、キューティクルを出来るだけ傷めないようにすれば湿気や水分を髪内部に取り込みにくくなり、梅雨時期や雨の日の「広がり」や「うねり」の軽減にも繋がります。
キューティクルを傷つけてしまう主な要因は様々ですが、その中でも梅雨時期に多くの方がされる縮毛矯正は、特に傷をつけるリスクが高いです。
勿論、対策としてクセを伸ばしてスタイリングを楽にする事も1つの方法ではありますが、それによりキューティクルが損傷すると結果クセが戻り逆効果になる可能性はあります。
どうしても縮毛矯正が必要な方は、梅雨の季節が始まる前にかけて、梅雨時期にはトリートメントとホームケアのお手入れをかかさないようにする事が大切です。
┃ホームケア
1. お風呂でのトリートメントは入念に、しっかり時間をおいて水分を閉じ込めましょう!
2. ドライヤー前に洗い流さないトリートメントをしっかりつけましょう。(オイルタイプよりクリームタイプがオススメ)
3. ドライヤーの温度に気をつけて9割まで乾かしましょう!(温度調節が出来るタイプは低めの温度、出来ない場合は少し距離を離して下さい)
4. 9割乾いたら冷風を必ず使用してキューティクルを引き締めて完全ドライまで使用しましょう!
5. 朝のスタイリングでコテやアイロンを使用する際は、温度を低め(120度以下)に設定して使用しましょう!
6. コテ、アイロン使用後はほぐしたりする前に必ず冷風をしっかりあてましょう!
7. 仕上げにスタイリング剤やオイルを出来るだけ使用して、湿気によるキューティクルの広がりを防ぎましょう!
とはいえ現在、何らかの形で髪のダメージがある方がほとんどです。サロンでのトリートメントや普段使用するシャンプーやトリートメントの見直しがオススメです。
┃髪の病院TOKYOサロン紹介
トリートメント
髪の汚れを取り、髪の内部に水分を導入し栄養素を入れこんでいきます。その繰り返しの施術により髪を育てて本来のあるべき素髪の状態へ導きます。
さらなるステップとして質感調整、髪質改善をトリートメントで行います。
髪に負担をかけずに髪の質を変化させることにより宝石髪を実現いたします。
執筆者
髪の病院 代表 杉本俊明
SUGIMOTO TOSHIAKI
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-2-26 ルーチェ自由が丘101
TEL 03-6826-9312
E-mail info@kaminobyoin-tokyo.jp
OPEN 10:00〜20:00
CLOSE 毎週月曜日、不定休
M A P